顧客のニーズを引き出し、家具や照明、雑貨などをコーディネートすることで人々の暮らしを豊かにする
どんな仕事?
顧客とのヒアリングをもとに求めている空間のイメージをコーディネートでカタチにする仕事。家具やインテリア雑貨などの「モノ」の配置だけではなく、カーテンや床材、キッチン、バスルームなど仕事の範囲は広範囲に及びます。
インテリアコーディネーターになるには
デザイン系専門学校・芸術系大学のインテリアデザイン、空間デザイン系学科で設計、図面制作、デザインソフトの使い方を学ぶとともに、照明や色に関する知識、イメージをカタチにする技術や発想力を身につけることが必要です。
必要な資格やスキル
必要資格 とくになし インテリアコーディネーターがあると有利
必要スキル CADなど3Dソフトのスキルやフォトショップやイラストレーターなどのデザインソフトのスキル
インテリアコーディネーターになる道筋
デザイン系専門学校
芸術系大学
↓
・建築設計事務所 ・空間デザイン会社
・住宅メーカー ・リフォーム関連会社
・インテリアショップなど
実際にインテリアコーディネーターに聞いてみました。
インテリアコーディネーター 山口さん
・現在の仕事内容
お客様との打ち合わせ、図面制作、プレゼンテーション、現場確認、モデルハウス案内など
・高校生のときの自分と、いまの仕事を目指したきっかけ
高校では家庭科学科だったので、服飾やデザインの勉強をしており、将来はアパレル系に就職するか服飾の学校に行くつもりで勉強をしていましたが、「リビングデザイン」というインテリア系の授業が1科目だけあったことがきっかけで建築やインテリア、デザインに興味を持ち、学んでみたいと思ったのが高校3年生の後半でした。そこでそれまで自分がずっと思い描いていたファッションの道からインテリアや建築関係に進むという大きな選択をしました。
・仕事をする上でやりがいは?
自分が提案した仕様や案が通り、実際に現場でカタチになっていくことが嬉しく、それを見たお客さまがうれしそうにしている姿や笑顔をみられるとやりがいを感じます。そこでまた、次にどうすればより良くなるかを考えたりすることで、よりいいものをつくろうという意識が常に持てます。