2025.10.10
第21回「ミロのヴィーナス」デッサン大会の開催について
ギャルリ・オーブに展示されている、このミロのヴィーナス石膏像は、日本に入ってきたものの中では最初期のひとつに数えられます。ルーブル美術館に収蔵されているオリジナルの大理石像から直接型取りされた一番型より4体が作成され、そのうちの1体を、建築家の中村順平氏(1887-1977)が留学先のパリから1924年に持ち帰ったものと伝えられています。中村氏が亡くなられた後、弟子の柄澤立子さんのもとで大切に保管されていましたが、本学の理念に共感され、2005年に寄贈いただきました。
デッサンは、絵画や彫刻をはじめ、あらゆる造形芸術において、もっとも基本的な姿勢を学ぶことができるものです。デッサンをとおして他者や世界と向き合い、観察すること。感じ、考え、表現すること。芸術大学として、改めてデッサンとはなにか、を考える場になることを期待して、瓜生山学園の学生・生徒・卒業生が参加する「ミロのヴィーナス」デッサン大会を開催します。
日時
2025年11月23日(日)
会場
ギャルリ・オーブ吹抜け(京都芸術大学 人間館1階)
審査員
木村 克朗 先生(芸術教養センター客員教授)
箭内 新一 先生(芸術教養センター教授)
森本 玄 先生(美術工芸学科教授)
賞
ミロのヴィーナス大賞 1名 5万円
優秀賞 2名 各 2万円
奨励賞 5名 各 1万円
募集について
■募集対象 : 瓜生山学園の学生・生徒・卒業生(通学部・通信教育部、専門学校、附属高校等)
■使用画材 : 「木炭」もしくは「鉛筆」いずれかの画材を選択
■受付締切 : 2025年10月31日(金)(締切日前でも定員に達し次第締め切りますのでご了承ください)
■募集人数 : 先着60名
■制作席 : 当日抽選により決定します
お申込方法
右記QRコードまたは以下グーグルフォームよりお申込みください。
→ https://forms.gle/vzjawc9Z6hwXSkXx6
(参加の可否については締切後にご登録のメールアドレスへご連絡いたします)
その他詳細
当日のスケジュールや持ち物などは、大会募集要綱 にてご確認ください。
お問い合わせ先
お問合せ先:京都芸術大学 スチューデントオフィス(学生生活窓口)
gakusei@office.kyoto-art.ac.jp Tel 075-791-9165